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Posted by 抹茶 on  | 

ごめんね

「ごめんね」
たった四文字、されど四文字。
この一言が中々言えずにいた幼い頃。
謝りたくて、そこまで出掛かっているのに言うことが出来なくて、
家族に酷いことを言って、それでも何も言わずに許してくれて、
ただ一言謝ることが出来ない自分がすごく嫌いで、泣いていた頃があった。

どうして言えないのだろ。
どうして素直になれないんだろ。
どうして意地はっちゃうんだろ。

そうやって、大切な友達を失ってしまった。
何度も名を呼んでくれたのに、応えることが出来なくて、
仲直りをするための「ごめんね」が言えなくて、
そのまま離れ離れになってしまった。

どうしてなのだろう。
謝りたいのに、なぜ言えないのだろう。
喉の奥で引き攣る言葉は、口から飛び出したいとそこまで出掛かっているのに、
最後の最後で言うことが出来ない。
飲み込む言葉は苦しい。喉の引き攣りはおさまらず、胸にしこりが出来たまま。

あの時言えていれば。
あの時素直になれていれば。
また違う道に進めていたのだろうか。
大切な友達と手を取り合って、笑いあえていたのだろうか。

失うことで、後悔と自責の念に苛まれ、
自分を追い詰めて卑屈になって、
何かあれば簡単に「ごめんなさい」と言うようになっていた。
それは、幼い自分が自分を護る唯一のやり方だったのだろう。
多感な時期、子供なりに悩んで無意識に逃げていたのだろう。

一度ついてしまった謝り癖はなかなか治らず、
それは今でもふとした拍子に現れるけれど、
今度はそうやって簡単に言ってしまう四文字は軽くなってしまった。
そんなわたしを「謝りすぎ」と叱ってくれる人のおかげで、
「ごめんね」よりも「ありがとう」が言える人間になれた。


今でも、幼い頃のことを思い出しては、自分はつくづく馬鹿だと苦笑いしてしまう。
中々素直になれないのは、大人になってからも相変わらずではあるけれど、
そんな不器用すぎる自分があまり好きではないけれど、もう今更だ。
この歳になれば、さすがに諦めもつくけれど、
自分が悪いと思えば、ちゃんと「ごめんね」と言えるようになりたいとは思う。


こんなわたしを許してくれますか。
誰が許してくれますか。
誰か、に、
ごめんなさいと伝わりますか。


素直に心情を吐露するとなると、本当に暗いことこの上ない。
朝は特に、色々考えてしまうから
きっと寝て起きたらまたぎゃーってなるんだろうけど、
それでもふと語りたくなりました。
それがなんだと、誰にだって同じことはあると言われればお仕舞いだけど、
そういう人はそっと閉じて見なかったことに。

誰にも話したことのない話を、ここまで読んでくれた人にはありがとうと感謝を込めて。
あと、朝からこんなくっだらない暗い話で、ほんっとすみませんでした。

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Category : 日常雑談
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